2020年、1年の振り返り

久しぶりにブログ更新します。
毎年1年の締めくくりはブログにまとめていますので(昨年までのブログは別の場所です)、同じような感じで今年も振り返ろうと思います。

いつもとちがう1年

今年は、誰にとっても新型コロナウイルス感染症で大きく変わった年だったと思います。僕も個人的には、3月以降出張が激減し、予定通り学科長からも解放されましたので、結果的にはここ数年のなかで一番研究室で長く過ごすことができた一年でした。

幸いにも身近な人や知り合いで新型コロナウイルス感染症に感染した方はいないのですが、1年にわたり緊張感のなか過ごされご尽力されている医療従事者やその関係者の方々には敬意を評しますし、また不幸にも感染しておなくなりになられた方々には、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

個人的には、出張は、国内19回、海外1回で、例年の1/3くらいでしょうか。とくに今年は海外出張がほかにも複数あったのに全てキャンセルで残念な限りでした。また学会の現地開催が3月以降すべてなくなってしまったので、新しく知り合いを作るという点では、少しさみしい1年でした。

一方で、オンライン学会やセミナーが多くひらかれるようになったので、勉強という意味でのインプットはいつもより充実していたかもしれません。通常であればあまり勉強しない自分に関係しない臨床関連の分野の内容もそれなりに勉強できましたので、これはこれでオンラインのメリットといえると思います。かわりに学会がすべてオンラインになったこともあり、学生たちを学会につれていくことができなかったのは本当に残念です。学会に参加していろんな人と出会い、自分の発表を聞いてもらう、という研究生活の楽しいところを来年はぜひ経験してもらいたいです。

研究室のアクティビティ

研究室のアクティビティとしては、うちの研究室からの原著論文は7本(筆頭1本を含む)で、そこだけでいうとうちの研究室としてはまずまずの年だったと思います。また2017年からの3年がかりの臨床試験の結果をまとめて発表できたことは臨床系の研究室としては大きかったと思います。プレスリリースを2回したこともあり、新聞や地方テレビなどにも取り上げてもらい、11月には幸運なことにyahoo newsにも取り上げてもらったので、それ以降臨床試験の問い合わせも日本全国からに広がり、大きく一歩を踏み出せました。

自分自身の講演は、全7回ですので、これも例年と比較するとかなり少ないですが、これはコロナとは関係なく、今の世の中のニーズからすると僕が臨床面のみで講演できることはそれほどないのでこんなものだと思っています。今後のオンラインセミナーなどが増えていくのにつれて、自分自身どういう風に情報発信するかということも考えていくよいきっかけになりました。

今年の購入してよかったものリスト

今年購入したものでよかったものは以下のとおりです。

これまで使っていたAirPodsが古くなったのでノイズキャンセリング付きにしたのですが、結構電車乗っていて周囲がうるさい状態で英会話聞くときに役に立ちました。あとはオンライン会議などが増えたので、そこでも重宝しています。

これは後半で購入しましたが、思ったよりもよかったです。アマプラを簡単にみれますし、youtubeも家のテレビでみれますので、なんで今まで買っていなかったのか不思議なくらいです。

コロナのために、ジムを一旦解約したので、家で筋トレできるように購入しました。思ったよりもいろんなことできますし、いちいちジムに行かなくてもすむので使用率高いです。

SNSなど

また今年は、ツイッターをある程度真面目にやるようになり、その分、顔のわからないいろんな人とつながることもできました。一方、facebookは完全にロムるだけになりました。インスタ(にゃんスタ)も少しやっていましたがあまり自分に合わないため、結局ツイッターに落ち着いています。

もう一つ今年は春に研究室のホームページを作り直しました。ホームページについては錯綜していて、これまでにいろんな方法でためしてきましたが、一念発起してwordpressを学んで新たに作り直すと同時に、夏にブログを一定期間更新しました。本当は「毎日更新」をもっと続ける予定でしたが、早々に挫折しました。日記をつけるのは大したことではないですが、ある程度有用と思われる記事にするためには2-3時間はかかるので、それを毎日続けることの大変さを知れただけでもよかったです。今後もときどき更新はしていきたいと思っています。

もう一つyoutubeの楽しさに出会ったのも今年の自分にとって大きな変化です。これまで音楽聞くだけでしか利用していなかった youtubeですが(遅れてます)、勉強したりエンタメとしてみたり、特定のチャンネルは決まって利用して、大きな学びにつながったのも今年の巣篭もり1年の一つの特徴かもしれません。

さいごに

今年の締めくくりとして、昨日パソコンのハードなどをみていてたまたまみつけたかなり前の年末ブログの一部を記したいと思います。

2013年12月31日

昨年の最後に書いた以下の文章をもう一度書きます。
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あとは父と祖母を亡くしました。非常に悲しい事で、命の儚さというものを本当に身近で感じました。と同時に、癌というものに対する認識、それに対して自分が今後の人生で何をしていくか、ということを心に誓いました。
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癌というものに対する認識、それに対して自分は今年何をできたでしょうか。何か貢献できたでしょうか。まだまだです。誰かが治せなかった動物の癌を僕は今年治せたでしょうか。まだまだです。来年もまた頑張ります。

この7年前の誓いから少しは自分も進歩できたでしょうか。この変わらぬ同じ気持ちでまた来年を迎えたいと思います。